おしゃれ染めと白髪染めの方違い。なぜ白髪染めはバリエーションが少ないのか?

美容室いくのめんどくさーから自分で染めよう!!
って、薬局に市販で販売されているヘアカラーを選びに行く時、どれが良いの?
って、悩んだ経験はないですか?

髪の毛の色を変える時に、大きく分けて呼び方が2つあります。

【おしゃれ染め】と【白髪染め】

なんか、凄い極端な言い方だな?と感じるのは僕だけでしょうか?

僕なんかはもう白髪染め一択ですけどね…

まぁ、それはさておき、どれを使えばいいのか?どんな風に染まるのか?

よく疑問に思うことかと思うので、ブログ記事にでもしてしまおうと思ったのですが、
おしゃれ染めと白髪染めって、

何が違うの?

って、皆さん思いませんか?
同じ染めるということなのに、何故呼び方が違うのか?と。

おしゃれ染めと白髪染めの違いは、
元々の髪の毛(白髪や黒髪)に黒い色素をどのくらい残そうか?という違いです。

おしゃれ染めは、脱色していき(白くしていく)そこに色を入れます。

白髪染めは、地毛の色と白髪を合わせる為、若干脱色して、染料を多く入れていきます。

おしゃれ染めは脱色りょくが強くて、白髪染めは染料力が強いのです。


良いのがあったのでスクショしました。
※画像はお借りしまた。
これを参考に色を選ぶと失敗はすくないかと…。


白い画用紙を白髪と例えると、そこに明るい色の色鉛筆を使ってもあまり色は目立たないですよね?
黒い画用紙(黒髪だとすると)明るい色の色鉛筆は目立ちますよね?

逆に白い画用紙に黒い色の色鉛筆だと目立ちます。
黒い画用紙に黒い色の色鉛筆だと見えないですよね?
そんな感じです。(どんな感じ?)

ちなみに、市販の白髪用のカラー材は買ったことある人はお気付きかもしれませんが、量が少ないです。

基本根元(リタッチ)分しかありません。

これは伸びてきた部分を染めることを前提としている為です。

なので、毛先まで全部染めるとなると、2〜3箱必要な時もあります。(長さによりますが)

1箱が根元用なので、毛先(今までの髪色)と染める色が違い過ぎると、根元と毛先が馴染みません。

今までよりも明るく染めようとして、根元だけ明るく染まってしまう方が多々いるのは、そういうことかも知れません。

毛先よりも若干明るい色か、同じ色で染めないと全体的に馴染みません。

じゃあ、今までよりも明るい色を2〜3箱買ってきて全体染めると明るくなるのか?
と、思いますが、これは明るくなりません。

何故か?

染める時、毛先まで真っ白だったら明るく染められますが、

根元白(白髪)、毛先暗い色(過去に染めた色)

だと、同じ色を使ってもベースが違うので色の入り方が違う為です。色鉛筆のやつです。

なので、基本白髪染めは明るく出来ない。と、よく美容室いくと言われるんですねー。

初めから明るい白髪染めで染めていれば、そんなことにならないので、明るすぎかな?と思っても、

明るい分には暗く出来るので、

暗く染まるのが怖い場合は、初めは明るく染めてみましょう。

失敗するのが嫌な方は、初めから美容室行きましょう。


コーラとバイクを愛する♡渋谷と恵比寿のフリーランスパパ美容師 市川優の奮闘記(ときどき猫…)

神奈川・東京都内で数店舗経験後、現在は渋谷と恵比寿で髪質改善、頭皮環境改善をメインにフリーの美容師として、また二児の父として、仕事と子育てに明け暮れています。拘り抜いた最高級の豊富な薬剤と、男性・女性、来店されたすべての方にリラックスして緊張せずに気軽に来れる空気感、接客、サービスを心掛けています。